2021.04.22
みなさんこんにちは。
しろい冨士整骨院・しろい鍼灸マッサージ院の及川真吾です。
先日患者さんに7月の海の日がずれたの知ってますか?と聞かれました。
オリンピックの開会式の関係でずれてるんですね。
皆さん知っていましたか?知らなかった方はチェックですよ。
さて今日は経穴について書いていこうと思います。
経穴とは、いわゆる「ツボ」と言われるものの総称です。
孔穴、腧穴(しゅけつ)などいわゆる「ツボ」を表記したものは多数あります。
経穴には十四経脈(正経十二経脈・督脈・任脈)にある「経穴」(正穴)、経脈に所属せず治療効果から発生したが名称と部位が定まっている「奇穴」、奇穴の中でも「新穴」、押すと心地良い感じがしたり、圧痛があるが名称も部位もない阿是穴(天応穴)などが含まれています。
経穴は十四経脈(正経十二経脈・督脈・任脈)に所属し、名称を持ち部位が定まっているものである。つまり経穴とは十四経脈に属する腧穴(しゅけつ)とも言えます。
十四経脈の経絡は、人体に張り巡らされた通路で、その通路の循環エネルギーは内臓の諸臓器から始まり、身体の内部あるいは、体表を走って、手足や顔面まで行き、また、内臓まで戻ります。この経絡の途中にあって一つの連なりになっているのが経穴です。
経穴は線路上の要所にあり、地下鉄が駅で地表と通じているように、体表の開口部であります。
WHOでは全361穴を定めています。
経穴の名称は陰陽論や五行説、主治(治療効果)、経穴の位置、付近の筋肉や骨の形など様々な由来があります。
経穴は疾病の際に何らかの反応を表す点であり、また、施術を行い、疾病を治療する点でもあります。そして経脈と機能的なつながりを持ち経脈を通じて臓腑と関連があると考えられています。即ち経穴とは、疾病の際の反応点であり、診断点であり治療点であります。
その中でも「反応が明確」「効果が顕著」などの理由から実際の治療に頻繁に用いられる要穴もあります。