2021.05.07
みなさんこんにちは。
しろい冨士整骨院・しろい鍼灸マッサージ院の及川真吾です。
昨日から当院がある千葉県白井市では後期高齢者の方のコロナワクチン接種の予約受付が始まりました。
話を聞いているとやはり電話もWEBもつながりにくいようですがつながったら2回分予約が取れるようなので他の大都市に比べると比較的スムーズに行きそうで安心しました。
さて、今日の一穴は温溜(おんる)です。
温溜は大腸経の郄穴です。
郄穴の郄とは隙間の意味があり、骨と筋肉の隙間を意味し、また、閉じる、退けるという意味もあります。このことから、郄穴は骨と筋肉の隙間にあるため、気と血が集まるとされています。つまり、「元の状態に戻す」や「速やかに邪気を退ける」といった力を持つとされています。そのため、急性症状の反応点・診断点・治療点とされています。
WHO表記 LI7
場所 手の甲を上にして、手首の中心と肘の中心とを線で結んだ中心点
関連筋肉 長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋
運動神経 橈骨神経
知覚神経 外側前腕皮神経
血管 橈骨動脈
主治 手関節痛、橈骨神経痛、五十肩、口や舌の腫れ・痛み、歯痛(特に下歯痛)、口内炎、頬の腫れ、顔の腫れ、鼻血、肛門疾患、腹痛
由来 「温」は温かさ、温暖なこと「溜」はたまる、したたる、流注の意味。温経散寒の効果を持つとされるのでこの名がつきました。
効果 お腹が冷えたり、食べ過ぎなどでの腹痛に効果があります。
その他ストレスからくる下痢や歯痛(特に下歯痛)、に有効です。
押し方 反対側の手で腕をつかむようにして、親指で5秒程押し、ゆっくり離す。これを5回~10回ほど繰り返し行って下さい。