2021.05.08
みなさんこんにちは。
しろい冨士整骨院・しろい鍼灸マッサージ院の及川真吾です。
今日はむしむしした一日でした。こんな日はギックリ腰や寝違い、古傷が痛むことが多いです。
蒸し暑いですがゆっくり湯船に浸かり、身体をしっかり温めましょう。
さて、今日の一穴は下廉(げれん)です。
WHO表記 LI8
場所 まずは今後出てくる「曲池」というツボを探します。肘を曲げた時に出来る横シワの親指側にある凹みが「曲池」です。そこと、以
前紹介した陽渓(手の甲を上にして、指を軽く開き、反らし気味にした状態で手首の親指側にある2本の筋の真ん中にあるくぼみ)を
結んだ線上の1/3下ったところ。
関連筋肉 長橈側手根伸筋、短橈側手根伸筋
運動神経 橈骨神経
知覚神経 外側前腕皮神経
血管 橈骨動脈
主治 橈骨神経痛・麻痺、頭痛、めまい、目の痛み、腹痛、下痢、腸鳴、消化不良、腱鞘炎
由来 「下」は下。「廉」はひし形の角や辺縁の意味。また、すだれの意味もあります。
肘を曲げて深部に斜めに現れる骨稜の下尺側にある経穴という意味です。
効果 肩こりのセルフケアでは良く使われています。自然と無意識に押している事があるツボです。
肘や腕の痛み、シビレの治療に効果があります。
また、消化器系では腹痛、下痢、消化不良などに有効です。
押し方 反対側の親指で3~5分しっかり揉みほぐしてあげて下さい。