2021.06.14
みなさんこんにちは。
しろい冨士整骨院・しろい鍼灸マッサージ院の及川真吾です。
本日、関東甲信越地方にも梅雨入り宣言が出されました。今年の梅雨は長引くそうです。
こういうじめじめして湿度が高い時は体調を崩す事が多いのでみなさん、気を付けてくださいね。
さて、今日の一穴は欠盆(けつぼん)です。
WHO表記 ST12
場所 鎖骨を半分にした中央の辺りの凹んだ所
関連筋肉 広頸筋、前斜角筋、中斜角筋
運動神経 顔面神経(頸枝)、頚神経前枝
知覚神経 鎖骨上神経
血管 鎖骨下動脈
主治 咳、気管支喘息、気管支炎、咽頭痛、胸痛、頭痛、肩こり、浮腫、肋間神経痛、胸郭出口症候群、斜角筋症候群
由来 「欠盆」とは欠けた茶碗という意味です。「欠」はかける、やぶれる、「盆」はふちの浅い容器、くぼみの意味。
深く陥凹した場所を指す為、お盆のようなくぼんだ所(大鎖骨上窩=鎖骨頭の外側に観察できる大きな凹み)にある経穴という
意味。
効果 咳を止め、ぜんそくを鎮める。経絡の通りを良くして、痛みを止めます。
顔や首のリンパが流れ込む場所にあるツボなので、リンパの流れが促されて、顔色が改善されます。
胃の蠕動運動が促進されるので消化活動が活発になります。
押し方 ゆっくりと優しく押して離してを5~10回程度行ってください。